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牡蠣のオリーブオイル漬け

牡蠣のオリーブオイル漬け

牡蠣のオリーブオイル漬け

わんちゃん猫ちゃんのサプリメントに注目の食材です。

ペットフードを食べている子に添加することがどれだけの効果を得られるかはわかりません。

ペットフードは総合栄養食ですから、サプリメントや食材を加えることはその栄養バランスを飼い主自身の手でぶち壊すことになります。

その覚悟と知識をもって利用しましょう。

手作り自然食のサプリメントとして良い食材です。

牡蠣の栄養素(画像はカロリーSSlimより

ビタミンE、ビタミンB12、亜鉛、セレンなどが豊富な食材です。

ビタミンB12や亜鉛は獣肉類にも多く含まれますが

ビタミンEは植物性のものに多く、生卵を食べられない子にはビタミンE源になります。

ヨウ素、セレンも多く免疫系や甲状腺の栄養にもなります。

カルシウムが多すぎる食事をさせられている子。

フィチン酸が多すぎる食事をさせられている子は亜鉛が不足しがちです。

亜鉛が不足すると

・成長障害・免疫機能不全など。ホルモンに似た働きをするミネラルです。

・皮膚炎・脱毛症など皮膚被毛のトラブルに繋がります。

このように、栄養豊富で海のミルクとまで言われる牡蠣。

食べやすく利用しやすいのがこのオリーブオイル漬というわけです。

オリーブオイル漬にする理由

ひとつは保存性。

炒めて水分を飛ばしてから塩漬けにすると1月くらい持つようですが

これから公開するレシピはあくまでもわんにゃんのサプリメントなので日持ちしません。

作ったら1週間以内に一緒に食べきってくださいね。

オリーブオイルはビタミンE、Kが豊富な食材。ビタミンAも入っていますが

レチノールではないのであまり期待はできません。

言わずと知れたαリノレン酸を含む食材ですが油の中で食べても害が少ないと思った方が良く

積極的にオリーブオイルを食べることが犬と猫にとって大きなメリットがあるわけではないです。

うちの猫はオリーブオイルなどオイル類が好きではありませんが

オイルは一般的に嗜好性を高めますから牡蠣単体より食べやすくなる効果もあります。

飼い主が食べるとわかりますが、めっちゃおいしいです。

オリーブオイルの選び方

オイルはなんでもよくありません。

最低限

・遮光ガラス瓶に入っていて光に当たっていないもの。

・冷暗所で保管されていて新鮮なもの。

・低温圧搾で作られていると明記されているもの

・オーガニック原料であるもの

牡蠣の選び方

全国の牡蠣の中で、佐呂間の天然牡蠣が一番おいしいと思っています。

産地は安全性を加味して選んでいただくとして、「加熱用と生食用」と書かれていたら、加熱するのに生食用の方が品質が良いと思っていませんか?

実は指定海域の違いであって、鮮度の差ではないのです。

加熱する場合は加熱用を選択した方が味もよく栄養も豊富なんですって!

私は海の女ではないので牡蠣の業者さんのHPからの受け売りですが

ここでも、言葉のイメージによる自分勝手な思い込みで誤認識していることがあるなあと思いました。

ところが生食が美味しい時期は加熱牡蠣は売っていないんですよね。そのため今回は生食用の北海道佐呂間産の牡蠣を使用しました。150g650円ほど。

食べる量

犬猫本来の食材ではないので、そんなにたくさんはいりません。

猫なら2~3にゃんで1回1個

犬も体重5Kgほどなら1/2~1個くらい

大型犬でも1~2個で

栄養不足の子はこの限りではありませんが、

どんな食材も最初から身体に良いと思って張り切りすぎず

食べる子の好みや便を確認しながら少しずつ食べてもらってください。

牡蠣に限ったことではありませんが、どんなに良い物でも全ての子にとって良いとは限りません。

レシピ

1.瓶を煮沸消毒する

2.牡蠣をさっと水洗いし、塩水に数分漬ける

3.その間に鍋にお湯を沸かす

4.牡蠣の汚れが浮いてくるので再度洗い流す

5.適度にボイル(殺菌のため85度以上で1分以上)

6.火を止めざるにあげて粗熱を取る

7.冷めたら1の瓶に入れてオリーブオイルを浸るくらいに注ぐ

8.ふたをして冷蔵庫で保存。1週間ほどで食べきってね。

1.瓶を熱湯消毒する

2.牡蠣をさっと水洗いし、塩水に数分漬ける 

3.その間に鍋にお湯を沸かす

4.牡蠣の汚れが浮いてくるので再度洗い流す

5.適度にボイル(殺菌のため85度以上で1分以上)

6.火を止めざるにあげて粗熱を取る

牡蠣のオリーブオイル漬け

7.冷めたら1の瓶に入れてオリーブオイルを浸るくらいに注ぐ

8.ふたをして冷蔵庫で保存。1週間ほどで食べきってね。

できあがり

へ?これだけ?ですよね。

手作り自然食はシンプルイズベスト。手間と時間はかかりません。

必要なのは、飼い主さんの学びと意識改革。

卵殻パウダーより簡単にできちゃいました。

このレシピは、わんにゃん用です。

うちは飼い主も食べていますが、味付けをしていないのでおつまみとしては味気ないのです。

この後パスタと絡めたりサラダにしたり他の料理に応用したりはできます。何にしても美味しいです。

飼い主にとっておいしいレシピ

こんなに食べきれない場合は牡蠣の半量を飼い主用にしてみてはいかがでしょうか。

1.瓶を煮沸消毒する

2.牡蠣をさっと水洗いし、塩水に数分漬ける

3.牡蠣の汚れが浮いてくるので再度洗い流す

ここまでは一緒です。

人間用は、牡蠣の燻製を真似して炒めるととっても美味しくなります。

1人で1瓶いっちゃいますよ~

4.キッチンペーパーに並べて水気を切ります。

150gのパックのうち、1個を排水溝に流してしまったので、残りは18個くらい。

北海道の牡蠣は小ぶりです。

5.フライパンで牡蠣が焦げたり潰れたりしないよう

水分を出し切るまで炒める

焦げると嫌なのでここにも少量オリーブオイルを入れました。

5.焦げ付かないように気を付けて、カリカリにまでする

必要はないですが焼き色がついて縮まるくらい

燻製をイメージして炒めると良いです。

食欲をそそります。この時点で食べても絶対美味しい。

つまみ食いを我慢するのに必死です。

この周りのカリカリにも牡蠣と油のうまみが凝縮されていますのでそのまま瓶に入れると良いです。

6.冷めたら1の瓶に入れてオリーブオイルを浸るくらいに注ぐ

7.ふたをして冷蔵庫で保存。1週間ほどで食べきってね。

飼い主さんが食べる場合は好みで味付けをしてもいいのですが

牡蠣本来のナトリウム分があるので、うちは塩を入れずに美味しく食べています。

牡蠣は高価なうえ私の人生の中で過去何度も胃腸にスマッシュヒットをかましてきており、半入院などの地獄を見せてきた食材のため北海道に住んでいながら敬遠してきた食材です。

飲食店でフライを少量食べるくらいでしたがもともと味は大好きなので、改めてその栄養価の高さと美味しさに目覚めてしまいました。

犬猫たちにおいしくて栄養価の高い食材を追い求めていると飼い主にとっても食べられる食材が増え、

心も体も栄養も豊かになっていくのが手作り自然食の副産物であり醍醐味の一つでもあると思います。

うちのこは牡蠣にもオリーブオイルにも興味がないので

バター和えにして食べさせようと思います。

貝類は生では食べないですねー。

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